MEMORANDUM

  鳩を食べる

◆ アグネス・チャンは講演会などで、中国(香港)と日本の文化の違いの例として「日比谷公園のハト」のハナシを繰り返ししているようで、ウェブ上にも、その断片がいろいろ出てくる。そのひとつ、《第14回日司連市民公開シンポジウム/第2回司法書士人権フォーラム「考えよう人権 PART2~いま、高齢者の人権が危ない~」》から。

◇ 17歳とはいえ、私にとっては生まれて初めての外国ですから、何もかも新鮮でしたね。忘れもしない、初めて日比谷公園に連れていってもらったんです。そしたら、うわっ、噴水がきれいだな、花もきれいだなと思ったの。でも、一番びっくりしたのはハトでした。いっぱいいたのよ。しかもみんなコロコロ太っていたんです。私からすれば、うわっ、おいしそうだな、食べたいなと思ったの。(笑)というのは、香港ではハトはごちそうです。煮たり焼いたりバーベキューしたりすると、本当においしいんですよ。何でこんな食べごろになっているハトがいるのに皆さん捕まえて食べないんだろうって、びっくりしまして。その後聞いたんですけど、日本の皆さんにとってハトは平和の象徴なんだそうですね。食べる習慣がないんだってとても納得したの。それでもいまだに公園に行くと、無意識のうちに自分の目線が一番太っているハトを追っているんですよ。やっぱり根強く文化の違いというのはあるんだなと気づきましたね。
www.shiho-shoshi.or.jp/activity/event/20080321/data/20080321_shorthand.pdf

◆ 文化の違いは、鳩を食べるかどうかということだけにあるのではなくて、鳩でなくとも、たとえば鶏を皿の上ではなく生きている状態で見たときによだれが出るかどうかということにもあるだろう。そして、ワタシとしては、後者の「文化の違い」のほうにより関心があって、こちらは個人差の問題も大きいので、そう簡単に二分するわけにもいかないだろうけれど、考えてみるといろいろとおもしろいだろうと思う。

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